行動診療分野のお薬② ベンゾジアゼピン系
”明るい”
”会話が弾んで、笑顔があふれている”
”とにかく楽しい!!”
親友とお酒を飲んでいるときの場の雰囲気は、こんな感じではないでしょうか?
また、仕事のことを考えると胃のあたりがキリキリするけれど、楽しくお酒を飲んでいるときは、
少しだけ気分が楽になるということもあるかもしれません。
ベンゾジアゼピン系のお薬は「適切な量」を使うと、リラックス効果や不安軽減効果が期待できます。
即効性があるので、
”花火の音を怖がるワンちゃんに、打ち上げが始まる30分~1時間前に与える”
という使い方ができます。
「適切な量」のお薬を飲んだときの動物の気持ちや状況は、上記のような
”お酒を飲んだ人が気分よく酔っているとき”
を想像していただくとわかりやすいと思います。
「適切な量のお薬を飲ませる」
これが少々難しい。
量が適切でないと全く効かなかったり、逆に興奮してしまったりします。
(例えば、缶ビールを2本飲んで全く酔わない人もいれば、酔っぱらってとんでもない行動をしてしまう人もいるのと同じ感じです。)
投与量はある程度決まっていますが、何ミリグラムでちょうど良い効果が得られるか、事前に与えてみて探っておく必要があります。
(初めてお酒を飲む人が、どれだけ飲めば気分良く酔えるのか分からないのと似ていますね。)
また、ベンゾジアゼピン系のお薬は、常用すると効きにくくなったり、肝臓に負担をかけたりします。
これもお酒と同じですね。
お断り:ベンゾジアゼピン系のお薬は、行動診療以外の分野でも使用しますが、今回は行動診療に関わることのみを記載しました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
