行動診療について

過剰に吠える、尿マーキングをする、足先を舐め続ける、咬みついてくる――ワンちゃん・ネコちゃんの「困った行動」には原因があります。

  • 母犬・母猫から十分愛情を受けて育ったのか・・・
  • 子犬・子猫の頃、きょうだいと遊ぶ機会が十分あったのか・・・
  • 何か怖いと感じる出来事に遭遇したのか・・・
  • 現在、何か気に入らないこと、ストレスを感じることがあるのか・・・など。

当院では、以下のように診療を進めていきます。

飼い主様からお聞きしたことを手掛かりに問題行動が起きた背景を探り、次のように考えていきます。

身体的な病気がない場合、この行動は・・・

  • 環境を整えると改善するものなのか?
  • 接し方を変えると改善するものなのか?
  • 簡単なトレーニングをすることで改善するものなのか?
  • サプリメントやお薬を使うことで緩和できるのか?

目標とする状況、無理なくできる方法などを飼い主様とともに考え、治療プログラムを立てていきます。

ワンちゃん・ネコちゃんの状況はもちろん、飼い主様が治療について今どう感じておられるか等、定期的におたずねし、ご相談しながら治療を進めていきます。

治療の効果が乏しい場合、認定医の先生の指示を仰ぎ治療を進めていきます。
状況により、認定医の先生の診察を直接受けに行っていただくことも提案いたします。(遠方ではありますが・・・)

「この行動、ちょっと気になるな・・・」と感じられたら、お気軽にご相談ください。
じっくりお話をお伺いします。

診療の流れ

① お電話ください

どういった問題行動でお困りか、お伺いします。

② 質問票を記入し
当院まで郵送ください

質問票をダウンロード・印刷し、ご記入の上当院まで郵送ください。(郵送にかかる費用は飼い主様にご負担願います)
ご自宅で印刷できない場合は、こちらから印刷したものをお送りしますので、お申し付けください。

③ 診察の予約をお取りください

質問票を投函した日から1週間後以降の日で、予約をお取りください。
初回診察は2時間程度要すると思います。その点を考慮いただきご予約ください。

予約時間に遅れないようお越しください。

メールや電話での相談・サポートをさせていただきます。
(対面での相談も可)